おもちゃという存在

おもちゃは子供たちの心にしっかりとその存在を残しています。
それは、どんな年代で逢っても同じでしょう。
それは、懐かしい思い出としていつまでも心の中に鮮明に残っているものです。
こういった懐かしいおもちゃがレトロ玩具としてあちこちの観光施設などで「懐かしの昭和館」などの名称で多くの人気を集めています。
懐古主義というわけでは有りませんが、今となっては手に入れる事が出来にくいものだからこそその価値観も上がっているのでしょう。
そして、それらが個人で所有したいと考えている方達の間では値がだんだんと上がっていき破格的な高価格にもなっているのです。

かつてのおもちゃの存在はあくまでも子供の為のものでした。
しかし、それなりに高価であった事や物を与えすぎないという教育的な考えもありその存在に渇望していたという背景もあります。
それが大人になり時間的にも経済的にも余裕が出てきた時にそれを見つけると手に入れたくなると言うのは当然でしょう。

又、過去の思い出に浸りたいという感傷もそこにはあります。
その当時はまだ成長期の子供ですから遊ぶことが仕事でもあった時期です。
ですから、その時代には今の自分が苦しんでいる元凶は存在しません。
売り上げのノルマであったりローンの返済であったり、老後の心配などの考えた事すら無かったのです。
そういった時代があった事を懐かしみその時の自分に少しでも戻りたいという願望もここには働いているのです。